代宮司に泥を投げつけその年の豊凶を占う行事である。神社で宮座を行い、抽籤で代宮司が決定される。座が終わると、田の神様である代宮司が白装束に着替え、幣を持ち、雌雄の獅子に先導されて神座(約1km離れた庚申塔)まで神幸する。代宮司は泥を身体に塗って出発するが、道々に神田から採った泥が用意されており、揃いの法被・注連縄の帯に襷がけの子ども達が田の神の背に泥を投げつけ、祝い囃す。代宮司に泥がよくつく程、その年は豊作が約束されると云われている。