今井の須佐神社に奉仕する一連の行事で、山車(やま)、連歌奉納、八撥(やつばち)と呼ぶ稚児行事が中心である。連歌は旧地頭職福島家が下約や神職六頭を集め行うもので、福島家での発句定めに始まり、須佐神社、浄喜寺、山車の上で奉納される。八撥は神格化された童子のことで、神社に小若衆が集合し、くじで東町は男神、西町は女神を決めることから始まる。町内で花見の座と呼ばれる祝宴が開かれた後、八撥は熊野神社に参詣し、福島家に向かう。福島家から祓川を徒歩で渡り、福島家当主の幣に先導されて、須佐神社を詣でる。(※八撥は現在実施されていない)