豊前修験道の一峰、松尾山に残る松会行事の一つである。松会行事は松尾山医王寺に伝わる農耕予祝行事で、現在は三社神社中宮前で行われる田植え行事のみが残る。水止め、畦塗り、田打ち、代かき、種蒔き、田草取りの所作、最後に色衆の楽が奉納される。色衆の楽は中世の田楽の様子を残しており、白衣・青袴・赤襷にゴザの花笠をかぶる。