国指定 重要伝統的建造物群保存地区

朝倉市秋月地区伝統的建造物群保存地区

  • 朝倉市秋月地区伝統的建造物群保存地区
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時代/江戸、明治、大正、昭和、その他
所在地/朝倉市秋月
【指定年月日】
平成10年4月17日

【公開等】
問合せ:朝倉市教育委員会文化・生涯学習課 tel0946-28-7341

朝倉市秋月は古処山の麓に位置し、盆地をなす町のほぼ中央を野鳥川が流れる。中世には古処山城を本拠とした秋月氏が移封される天正15年(1587)までこの地を支配した。江戸時代に入った元和9年(1623)には、福岡藩黒田家の支藩として、黒田長興が5万石を分与され、翌年の寛永元年(1624)には城下の縄張りが行われ城下町としての骨格ができあがった。明治時代に入り、秋月藩が廃止されると、町の人口は減少し、武家屋敷の多くが田畑へ転じ、町の中心は通りのある町場へと移っていったが、城下町の構造を現在まで継承している。
秋月地区は、江戸時代に区画された地割と街路、町中をめぐる水路網など近世城下町の基本的構造を良く伝え、武家屋敷、町家、社寺建築などの伝統的建造物群が各所に残されており、周囲の自然環境と一体となって、小城下町として豊かな歴史的景観を形成している。

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