平尾台の北東端に位置し、京都平野を見下ろす台地斜面に開口している。国指定天然記念物「千仏鍾乳洞(せんぶつしょうにゅうどう)」(昭和10年指定:北九州市)とともに平尾台では最も古くから知られた洞窟の一つである。洞口ホールには、かつての山岳修験道等覚寺の行場や奥の院があったとされ、現在も国指定重要無形民俗文化財「等覚寺の松会(とかくじのまつえ)」の行事が行われている。国指定天然記念物の範囲は窟神社の境内地であるが、洞窟内部は迷路のように複雑な形状を呈しており全容も解明されておらず、立ち入るのは大変危険である。洞窟の奥からはトウヨウゾウ・ナウマンゾウなど絶滅した動物の化石が見つかっている。