像高126.2cm、ヒノキ材の一木造。頭部を露頂に表し、右手に錫杖、左手の掌上に宝珠を載せ、蓮台上に直立する。地蔵堂内に明和2年(1765)、天保10年(1839)、明治22年(1889)の修理銘札4枚、宝暦2年(1752)の地蔵堂棟札が残されている。本像は平安後期の作と考えられ、古代宝満山の仏教文化を伝える木彫仏はほかに遺例がなく、貴重である。