県指定 有形文化財 美術工芸品

鎮国寺 宗像五社本地仏

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時代/鎌倉  所在地/宗像市吉田966 鎮国寺
【指定年月日】
昭和47年4月15日

【公開等】
常時公開

鎮国寺は大同元年(806)に空海が建立したとされるが、中世は宗像大社の神宮寺として、また近世では福岡藩主黒田氏の保護を受けるなど繁栄した。本堂には宗像五社(沖津宮・中津宮・辺津宮・許斐権現・織幡神社)の本持仏とされる五躯(大日如来・釈迦如来・薬師如来・阿弥陀如来・如意輪観音)が安置される。いずれも桧を材とする寄木造で、玉眼を嵌入する。いずれも面相や作風・プロポーションなど相違点は特段認められないことから一具とみられ、鎌倉時代の作と考えられる。

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