国指定 重要文化財 美術工芸品

筑前国四王寺阯経塚群出土品 四王寺山出土

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時代/平安  所在地/小郡市三沢5208-3 九州歴史資料館
【指定年月日】
昭和15年10月14日

【公開等】
九州歴史資料館にて期間限定公開
開館時間:午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合はその翌日)、年末年始(12月28日~1月4日)
観覧料(第1・3展示室):有料※第2・4展示室は無料。
その他詳しい情報はHP参照。http://www.kyureki.jp
TEL:0942-75-9575

古代山城である大野城跡が築かれた四王寺山は平安時代以降は信仰の山として栄え、末法思想の流行に伴い数多くの経塚がつくられた。この経塚群出土品は種類・量及び内容ともに当地方の経塚遺物を代表するもので、学術的にも非常に価値の高いものである。特に滑石製の如来像が伴う点で貴重である。如来立像は本体と光背・台座とも一材。頭部には螺髪・肉髻・白毫はあらわさない。童子を想わせる温和な尊顔である。

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