国指定 重要文化財 美術工芸品

福岡県峯遺跡十号甕棺出土品

  • 福岡県峯遺跡十号甕棺出土品
  • 福岡県峯遺跡十号甕棺出土品
時代/弥生
所在地/太宰府市石坂4-7-2 九州国立博物館
【指定年月日】
昭和63年6月6日

【公開等】
九州国立博物館にて期間限定公開
開館時間:9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合はその翌日)
観覧料(文化交流展):有料※特別展は別料金。
その他詳しい情報はHP参照。https://www.kyuhaku.jp/
TEL:050-5542-8600

筑前町(東小田)峯遺跡は、筑後平野の北部、曽根田川右岸の微高地上に所在する。昭和六十年の発掘調査で10号甕棺墓からガラス璧片円板2、内行花文清白鏡、内行花文日光鏡各1、鉄剣、鉄戈各1、鉄鑷子1が出土している。
鏡は中国の前漢鏡で、ガラス璧も同様に大陸で生産されたとみられる。ガラス璧の出土は、三雲遺跡、須玖岡本遺跡に次ぎ、わが国で3例目で、大陸との対外交渉など、弥生時代中期の終わり頃(約2000年前)の社会を知ることができる重要な資料である。

地図で見る