三池山は古くから信仰の山として栄え、山内には多数の寺院・坊があったとみられる。寺院周辺にあった石塔が寄せられたもので、五輪塔をはじめとし、宝篋印塔や宝塔等からなる。在銘のものから14世紀前半から16世紀前半の約200年にわたるものとされる。石材はこの地で産出する凝灰岩。中世の石塔群として、福岡県を代表するものである。