県指定 無形民俗文化財

動乱蜂

  • 動乱蜂
時代/その他
所在地/久留米市山川町569 王子若宮八幡宮
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和31年1月19日無形文化財指定)

【公開等】
9月15日

久留米有馬藩の古川家は砲術をもって仕えていたが、代々山川町に住し、この地区の人達に仕掛花火を伝授したものが「動乱蜂」として伝えられている。毎年9月15日に、若宮八幡の境内で古式花火が点火される。生竹で組み上げた「蜂ノ巣」に多量の花火を設置し、境内の池を挟んだ対岸から導火線を引き、一勢に点火する。一瞬にして炸裂音がなり、まるで親蜂・子蜂が怒り狂ったかのように火焔をあげて夜空に舞いあがる。動乱蜂が終わると、観衆は今年も豊作を確信するとされる豪快な民俗行事である。

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