県指定 有形文化財 美術工芸品

仮塚南遺跡出土広形銅戈鎔笵残欠

  • 仮塚南遺跡出土広形銅戈鎔笵残欠
時代/弥生
所在地/太宰府市石坂4-7-2 九州国立博物館
【指定年月日】
平成14年4月5日

【公開等】
国立博物館にて期間限定公開
開館時間:9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:月曜日(ただし祝日・振替休日の場合はその翌日)
観覧料(文化交流展):有料※特別展は別料金。
その他詳しい情報はHP参照。https://www.kyuhaku.jp/
TEL:050-5542-8600

国道3号筑紫野バイパスの建設に伴う調査で出土したもので、弥生時代後期後半頃(約1800年前)のものである。
銅戈の下半分が彫り込まれているが、鋳型を2つ合わせて1枚の范とするもので、「連結式」鋳型と呼ばれる。実際に鋳造する際には同様のもの4つが必要になる。
この時期の青銅器は大型化していることから、一つの石で作成することができないばかりか、できたとしても重くなってしまうため、分割して作ったとされる。

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