銅戈は9本が一括で埋納されており、7本が切っ先を西向き、2本が東向きにして、全てが刃を立てた状態で発見された。2004年に発掘調査で発見された際、銅戈の状態が非常にもろかったことから、銅戈を埋納していた遺構ごと発掘現場から切り取っている。その後の調査により、直接土の中に1本ずつ丁寧に埋納されていることがわかり、数回の取り出しがあったことが分かった。青銅器の埋納状態がよくわかることから切り取った遺構も含めて重要であり、指定されている。