志賀海神社に伝来した高麗時代の梵鐘で、総高52.8cm、口径30.5cmである。龍頭・甬と鐘身は別鋳し、部分的に鍍金の痕跡が残っている。鐘身には4面に撞座が設けられ、雲・仏像・神将・飛翔する楽器などが表現されている。