県指定 有形文化財 建造物

旧三池集治監外塀及び石垣

  • 旧三池集治監外塀及び石垣
時代/明治  所在地/大牟田市上官町4丁目
【指定年月日】
平成8年5月31日

【公開等】
見学時間 自由(外観のみ)

集治監とは明治時代に設置された国が管理する囚人の収容施設である。三池集治監は、明治16年(1883)に内務省により設置され、官営三池炭鉱の労働力不足を補うために囚人を三池炭鉱での採炭作業に従事させた。その後三池監獄、三池刑務所と改称され、昭和6年(1931)に炭鉱での囚人労動の禁止によって刑務所が廃止された。その跡地に昭和10年(1935)に三池工業高校の前身である三井工業学校が現在地に移転した。
現在、敷地内の当時の建物は失われ、外塀と石垣の一部のみ残されている。外塀は煉瓦造、イギリス積、全長約600m、高さ5〜6mである。戦後、煉瓦表面にモルタルが吹き付けられた。石垣は、地元で産出される通称「七浦石」(砂岩)が使用されている。県内に唯一残る集治監の遺構として貴重である。

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