国指定 重要文化財 美術工芸品

善導寺三祖堂 木造善導大師坐像

  • 善導寺三祖堂 木造善導大師坐像
時代/鎌倉
所在地/久留米市善導寺町飯田550
【指定年月日】
大正元年9月3日

善導寺三祖堂の中央に祀られる唐の僧善導大師像。浄土教を大成させた僧として知られる。総高93cm、坐高66cmの桧材の寄木造。玉眼を入れた顔はやや上向きで、軽く口をあけている。口中には朱が残り、奥に小穴があるが、おそらく6体の阿弥陀仏が現れる様子を示していたと考えられる。バランスのとれた体躯や動きのある衣文などから、鎌倉時代後期の制作と考えられる。

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