有形文化財 美術工芸品

福聚寺所蔵文書

よみがな/ふくじゅうじしょぞうもんじょ
時代/江戸
所在地/久留米市
【指定年月日】
昭和56年3月5日

慈雲山福聚寺は、寛延2年(1749)、御家安泰などの祈願のため第7代久留米藩主有馬頼徸(よりゆき)が古月禅材(1667~1751)を開山として建立した臨済宗妙心寺派の寺院である。
本文書は同寺に伝来した墨跡、諸記録、書状等420点からなる。墨跡は、古月禅材の潔癖で端正な書12幅の他、歴代住職及び古月派諸僧のものを残しており、数少ない古月派の禅風を伝えている。諸記録は、歴代住職の手によって詳細に記録され、宝暦5年(1755)から明治20年(1887)までの間、ほとんど欠落がなく、同寺の開寺以来の実態を解明することができる。書状類は、同寺が久留米藩主有馬氏の祈祷所であったため、藩庁との関係を知ることができる。
筑後国における近世禅院の実態を伝える史料群である。

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