『太宰管内志』に「窟堂古趾生葉郡小塩村にあり、縦三間余、横六間余、高一丈余、天工の岩窟なり、康正元年開岩山妙仙庵と号す、尼寺となる、今は廃して三躯の古仏のみ残れり」とある。木彫阿弥陀如来坐像は高さ82cmで背面の墨書から康正元年(1455)に奉納されたことが分かる。平成14年度(2002)に修理が行われた。また、旧神像敷板には「康正二丙子(1456)三月吉日東山城主越生越前守藤原朝臣広済敬白」とある。小塩(越生)の歴史を知る上で貴重な資料である。