県指定 無形民俗文化財

どろつくどん 附 関係資料一括

 所在地/柳川市
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和41年10月1日無形文化財指定)

【公開等】
10月第2日曜日を中日とする3日間

柳川立花藩の祖、立花道雪、初代宗茂夫妻の三柱を祭る三柱神社の神幸に奉仕する山車である。毎年10月、同神社の秋季大祭の2日目正午に、神輿が出発し、日吉神社・八剣神社(祇園社)を廻り夕方三柱神社に還御する。この神幸に曳山が加わる。文政3年(1820)の神社造営の際、江戸の神田ばやし、京都祇園の山鉾を参考にし山車を作り、遷座式に奉納したことに始まる。山車は車の上に4本柱を立て幕を廻し、中央に種々の鉾を立てたもので、大太鼓、小太鼓、笛、ドラ、鉦の囃子が乗る。さらに山車の前に面をつけた舞方がのり、囃子にあわせて素朴な舞をする。江戸時代には種々の飾鉾をつけた山車が各町から出されていたが、現在は保加町、京町、上町、蟹町の4区が奉納する。

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