古賀の村が開かれたのは約300年前と言われるが、この地の鎮守に奉仕する太鼓風流が残されている。祭当日の朝、座元に集合し、大番傘を先頭に一同が神社に向うが、裃を着用した鼓方19人、大鉦2人、笛1人、道囃子太鼓の中老がつき随う。風流太鼓は12,3歳の子供2人の役で、扇・幣でつくった獅子頭を頭に、野袴をはき、1人は撥を持ち、太鼓打ち1人は扇子を持ち舞をする。ヤーポン・へーと鼓方にあわせ素朴な風流が、みのりたわわな筑後平野に広がっていく。神社・下宮と村内をまわり、翌日又座元に集合、道囃子をしながら座元に到着、座元送りをし祭りを終る。厳重な規則で守られているが、罰として饅頭を食べる等もおもしろい。