県指定 無形民俗文化財

日子山神社風流

 所在地/柳川市古賀 日子山神社
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和33年4月3日無形文化財指定)

【公開等】
10月第2日曜日とその翌日

古賀の村が開かれたのは約300年前と言われるが、この地の鎮守に奉仕する太鼓風流が残されている。祭当日の朝、座元に集合し、大番傘を先頭に一同が神社に向うが、裃を着用した鼓方19人、大鉦2人、笛1人、道囃子太鼓の中老がつき随う。風流太鼓は12,3歳の子供2人の役で、扇・幣でつくった獅子頭を頭に、野袴をはき、1人は撥を持ち、太鼓打ち1人は扇子を持ち舞をする。ヤーポン・へーと鼓方にあわせ素朴な風流が、みのりたわわな筑後平野に広がっていく。神社・下宮と村内をまわり、翌日又座元に集合、道囃子をしながら座元に到着、座元送りをし祭りを終る。厳重な規則で守られているが、罰として饅頭を食べる等もおもしろい。

地図で見る