県指定 無形民俗文化財

はんや舞

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 所在地/八女市星野村 麻生神社
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和39年5月7日無形文化財指定)

【公開等】
9月18日に近い日曜日

星野川をさかのぼると、山中に自然湖「麻生池」があり雨乞い等の祈願のため十一面観音がまつられていた(現在麻生神社)。ここで「はんや舞」が奉納される。この行事は風流(楽太鼓)とはんや舞の2つから構成されている。風流は頭巾・袈裟姿に雨傘・団扇をもった「新発意」の指揮のもとに、「羽熊」2名(赫熊・たっつけ姿に、太刀を負い大太鼓を打つ)、「連」4名(羽熊と同じ姿で胸前に小太鼓をつけた子供2人、新発意姿に鐘を持つ子供2人)が舞う。風流が終ると、1組20名位の裃姿の青年が白扇を手に登場し、前後に向いあい、ハンヤに始まる唄を同吟し、扇をひるがえし静かに足踏みなどをして舞いおどる。下郷・横廻り・中通り・上郷の4組に分けられ、風流・はんや舞共それぞれ各組から奉納される。

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