県指定 無形民俗文化財

宝満神社奉納能楽

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 所在地/みやま市高田町北新開 宝満神社
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和29年12月13日無形文化財指定)

【公開等】
10月第3土曜日

享保元年(1716)4代藩主立花鑑任公が、祈願成就のため宝満宮に「能楽」を奉納し、これが現在の「新開能」の始まりといわれている。当時は、藩のお抱え能楽師であった大善寺の美麗田楽師梅津家が勤め、寺社奉行が執行していた。当時から氏子たちは、諸道具の運搬や手伝いをしており、やがてツレ、ワキ等も勤めることが可能になり、能がこの土地に定着していく。明治以降は、氏子の自主運営により毎年10月第3土曜日に奉納され現在にいたっている。流派は喜多流に属しており、「農民能」として全国的に貴重な芸能である。

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