国指定 史跡

観世音寺境内及び子院跡附老司瓦窯跡

  • 観世音寺境内及び子院跡附老司瓦窯跡
  • 観世音寺境内及び子院跡附老司瓦窯跡
時代/飛鳥、奈良、平安、鎌倉、南北朝、室町、安土・桃山、江戸、明治、大正、昭和
所在地/太宰府市観世音寺5丁目6-1福岡市南区老司4丁目20-20
【指定年月日】
昭和45年9月21日
(史跡指定)
平成22年8月5日
(追加指定・名称変更)
平成27年10月7日
(追加指定)

【公開等】
公開時間:随時公開
観世音寺宝蔵は9:00~17:00
(入館は16:30まで)
問合せ先:観世音寺(092-922-1811)
福岡市経済観光文化局文化財活用課(092-711-4666)

持統天皇が天智天皇の菩提を弔うために建立した寺院である。北に講堂、東に塔、西に東向きの金堂が並ぶ建物配置は、観世音寺式伽藍配置と呼ばれる。建物には主に老司式軒瓦が葺かれるが、これは観世音寺創建のために製作された軒瓦で、とくに軒平瓦は当時日本の中心であった藤原宮の偏向唐草文軒平瓦に系譜を辿ることができ、福岡市南区老司にその窯跡が見つかっている。観世音寺の周囲には49の子院が存在したと伝えられている。

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