県指定 有形文化財 美術工芸品

如法寺石塔群

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時代/鎌倉、南北朝、室町
所在地/豊前市大字山内991
【指定年月日】
昭和43年2月3日

【公開等】
常時公開

如法寺はもともと天台宗に属し、求菩提山の一峰として栄えた。かつては16の坊があったとされるが、戦国時代の戦乱で一時廃寺となり、近世に入り、小笠原氏により黄檗宗の禅寺として再興された。本石塔群は境内地内に倒壊、散在していたものを集め、主として旧玉蔵坊跡に復元されている。総数約150基、五輪塔を中心に、宝塔・宝篋印塔・板碑・無縫塔等が残されている。銘文を有するものはほとんど無いが、鎌倉中期から始まり、南北朝・室町期と永い年月にわたり造塔されたと考えられる。

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