鎌倉時代の僧侶大乗坊妙蓮が両親の供養と自分が犯した罪滅ぼしのために、法華経を一万回あげたことを示す板碑。法華経は、正和3(1314)年から正中2(1325)年までの11年をかけて読まれたとされる。正中2年は県内では四番目に古いもの。碑文には、阿弥陀如来・ 釈迦如来・大日如来を表すサンスクリット文字が刻まれ、法華経をたたえ、聖徳太子・伝教大師・弘法大師・聖空上人の名が刻まれる