県指定 有形文化財 建造物

曲淵五重石塔

  • 曲淵五重石塔
時代/室町  所在地/福岡市早良区曲渕715−5
【指定年月日】
昭和39年5月7日

【公開等】
見学時間 道路から常時望見可 
問合せ先 福岡市立曲渕小学校 tel 092-804-3280
     福岡市経済観光文化局文化財活用部文化財活用課 
     tel 092-711-4666

曲淵五重石塔は砂岩製の石塔で建造年代を特定できる銘等はないが、室町時代のものと推定される。総高2.75m、地覆、基礎、塔身のほか、軸部を造出した笠石を重ね、相輪をおく。塔身の正面に仏像の彫があるが風蝕が大きく、現在は確認できない。
伝説によれば、当地で亡くなった肥後国の小国孫右衛門供養のため、孫娘である尼がこの塔を建てお経を納めたとされる。昭和32年(1957)、曲淵小学校前の畑畔から校庭に移築された。

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