仏・菩薩像などの頭上にかざす天蓋の中心部と推定される鋳銅製・八花形の鐶状の銅板で、中央に銅鏡(瑞図鑑)を嵌め込んである。外径は38.8cmを測る。裏面には4個所に貫孔のある突起を鋳出し、その対角の一対を鉄棒で連ねてある。裏面の鉄棒をかかりとして天蓋に嵌装されていたものと推定される。銅鏡は鏡面径19.3cm。総体に部厚で、鏡背はやや凹面を呈する。鈕は山岳をかたどり、鈕孔がある。鈕と周縁との中程やや周縁よりに珠文帯をめぐらせ、更に周縁に接して幅狭い銘帯を設ける。各区には、それぞれ紋様や、文字、十二支等を配する。