国指定 重要文化財 建造物

中島家住宅 主屋 醤油蔵 酒蔵

  • 中島家住宅 主屋 醤油蔵 酒蔵
時代/江戸  所在地/田川郡添田町大字添田1860
【指定年月日】
昭和52年1月28日

【公開等】
開館曜日 水曜日~日曜日
開館時間 午前10時~午後4時
※月・火曜日が祝日の際は開館し、最初に到来する通常の開館日を休館とします。
問合せ 添田町商工観光振興課 tel 0947-82-1236

中島家住宅は、小倉から英彦山に至る街道の宿場町添田に位置する。中島家は、江戸末期に「綿屋」の屋号で酒や醤油、ハゼ蝋の製造販売を生業としていた商家である。 主屋は住宅兼店舗で安政6年(1859)には建築されていたと考えられている。切妻造、平入、一部2階建、桟瓦葺、土蔵造である。町家でありながら農家に近い平面を持つ。酒蔵、醤油蔵はともに切妻土蔵造の蔵で、醤油蔵は天保 13(1842)年の建築で酒造業の後に営んでいた醤油醸造業のための蔵である。酒蔵は建築年代が明らかではないが、明治初年から大正年頃まで営んでいた酒造業のための蔵である。大型の町家で、蔵や門、塀など付属屋もよく残っており貴重である。

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