国指定 重要文化財 建造物

普門院本堂

  • 普門院本堂
  • 普門院本堂
  • 普門院本堂
時代/鎌倉  所在地/朝倉市杷木志波5376
【指定年月日】
大正2年4月14日

【公開等】
問合せ 普門院 tel 0946-62-0288

普門院は、寺伝によると天平19年(747)聖武天皇の勅願をうけ、僧行基が筑後川畔に創建したという。その後、度重なる水害を受けて現在の地に寺が移されたとも伝わる。山号は広大山、宗派は高野山真言宗である。
現在の本堂は鎌倉時代後期の再建とされており、県内最古の木造建築である。本堂は、梁間3間、桁行3間、宝形造、本瓦葺、向拝付、屋根頂部に瓦製の宝珠覆鉢露盤を載せる。床は低く、四囲に縁を廻す。解体修理に伴う調査によって、当初は正面5間、側面3間あったものを縮小して現在の規模に改修されたことが明らかとなった。本尊の十一面観音立像は本堂と共に重要文化財に指定されている。

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