国指定 重要文化財 美術工芸品

立岩遺跡堀田甕棺群出土品

  • 立岩遺跡堀田甕棺群出土品
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時代/弥生
所在地/飯塚市柏の森959-1 飯塚市歴史資料館
【指定年月日】
昭和52年6月11日

【公開等】
飯塚市歴史資料館にて常設展示
開館時間:9時30分〜17時00分(入館は16時30分まで)
休館日:毎週水曜日(祝日除く)、年末・年始(12月29日~翌年1月3日)
観覧料:有料
その他詳しい情報はHP参照。https://www.city.iizuka.lg.jp/rekishi/index.htm
TEL: 0948-25-2930

飯塚市の立岩遺跡は笠置山からとれた凝灰岩で石庖丁を製作していた遺跡として著名である。その立岩遺跡の堀田地区の甕棺墓数基から、中国の前漢時代に制作された鏡などの豊富な副葬品が出土している。
前漢鏡のほか、銅矛、鉄剣、鉄戈、ガラス製玉、ゴホウラ製貝輪などが見つかっており、中国や朝鮮半島との交易だけでなく、ゴホウラに代表されるような南島との交易も想起される。
出土品から弥生時代中期の終わり(約2000年前)における、地域の首長(リーダー)が葬られていたと考えられる。

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