小正西古墳は直径33mの円墳で、墳丘に大小の石室が直交して築かれる珍しい構造。両石室から馬具をはじめとした副葬品が出土した。また墳丘には埴輪が立て並べられており、豊富な形象埴輪が目を引く。特にほぼ完形に復元された女性埴輪は丁寧なつくりの優品である。