福岡県八女市鶴見山古墳から出土した武装石人。高さ158cm。頭部には冑、胴部には短甲、下半身部には草摺(くさずり)を装着する。古墳時代における優れた造形を示すとともに、九州地方に独自に発展した石人・石馬による古墳祭祀の実態を知るための重要な資料として、学術的価値は高い。