社倉とは、飢饉の際の救済のため社(地域)に設けられた穀物の倉庫で、地域の人々から収穫の一部を納めさせて貯蓄する。平年は貯蓄した穀を貸し付け、その利息により増殖し、凶作の年は倉を開いて人々の救恤を行う。この社倉は、由緒碑から文政5年(1822)の冬に建てられたことがわかる。切妻造りで、間口10.1m、奥行6.1m、高さ8.0m、屋根は瓦葺き。社倉は現存事例が少なく、貴重である。