大富神社の神幸祭において隔年で奉納される楽打。豊作祈願や雨乞い等を目的に4月30日に神輿巡幸に伴い大富神社と住吉御旅所で奉納される。翌5月1日には地区内の10の末社を巡り、最後に大富神社で奉納される。楽の中心となるのは胸前に大きな桶胴太鼓を抱えた6名の青壮年からなる中楽である。円陣を組み、複雑な所作を繰り返しながら太鼓を打つ。楽を打って天地と感応するためとされることから名が付くが、名の通り躍動感のある踊りは豊前国を代表するものとして位置づけられる。