県指定 無形民俗文化財

北野天満神社神幸行事

  • 北野天満神社神幸行事
  • 北野天満神社神幸行事
 所在地/久留米市北野町中
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和38年1月16日無形文化財指定)

【公開等】
10月第3日曜日

筑後川畔の穀倉地北野の庄は、太宰府天満宮の重要な荘園で、天満宮がおかれた。ここで10月19日に神幸が行なわれる(現在は10月第3日曜日)。神前でむしろで胴を巻き、上部に幟をたてた太鼓を赫熊・たつつけ袴のものが打つ、太鼓風流が奉納される。お汐井筒で道中を清め、鉄砲、弓、槍、はさみ箱等の大名行列、立烏帽子・緋袴姿の稚児が飾馬に乗る大行事、同装束で肩車にのる小行事、御幣12本等が供をし、太鼓の音をひびかせながら、御輿は下宮に下る。途中行事に「ふりこみ」と称して祝いをうけ、下宮につくと人々は「御輿くぐり」に群がり、祭りは最高潮に達する。夕刻まで正殿にかえり遷座をすませ、祭りが終了する。

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