風治八幡宮で毎年5月第3土・日曜日に行われる神幸行事。初日正午から彦山川のほとりの社で祭典があり、対岸の旅所へ向って発輿が行なわれる。60人舁きの大御輿が川瀬に入ると、随行の山車が彦山川にのり込む。山車は、社屋の上に幟、幣花をつけた幟山笠11本がある。約1時間川中で神輿等が練り廻り、曳き手、柁棒のかけ声、台上の采配の怒声、山車の囃子等がうずをまき、全員が水びたしとなる壮大な光景がくり広げられる。旅所に一晩の通夜があり、番田河原唄や猫迫区の奉仕による獅子舞楽がある。翌日の還幸も同様の川渡りがあり、川筋の絢爛たる祭りが終わる。