全長約54m、後円部径約34m、前方部長20mで前方部2段築成、後円部3段築成の前方後円墳で、後円部に箱式石棺3基、木棺1基、土器棺1基の5つの主体部が造られている。3世紀中頃から後半に築かれたと考えられており、県内でも最古級の前方後円墳である。糟屋郡内で最大の前方後円墳であることから、『魏志倭人伝』に記される「不弥国」の王墓という説もある。