直径29m、高さ3.7mの円墳で、墳丘は3段築成である。墳丘中央部に竪穴式石室を造り、中には木棺が安置されていた。木棺からは壮年女性の骨が見つかっている。人骨は頭部に櫛を挿していたほか、銅鏡(内行花文鏡)・琴柱形石製品・刀・玉類等の副葬品が出土した。出土品の特徴から、4世紀末~5世紀初頭に築造されたと考えられる。南側に近接する宇美町の前方後円墳「光正寺古墳」とともに、1975年6月26日に国指定史跡となっている。