県指定 史跡

垣生羅漢百穴

  • 垣生羅漢百穴
  • 垣生羅漢百穴
時代/古墳
所在地/中間市大字垣生648
【指定年月日】
昭和32年8月13日

【公開等】
常時公開
問合せ先:中間市教育委員会(093-246-6224)

中間市垣生公園内にある6世紀中頃~7世紀初頭に築造された横穴墓群である。丘陵斜面の砂岩の地山を掘り込んだ横穴墓群であり、4群50墓からなる。
Ⅲ-A1号横穴墓は群内で最大の規模で、直径18.2mの墳丘を持つ。前室と遺体を収める玄室の複式構造で、玄室には枕を持つ棺床が造られている。玄室右側に船、左側に月の線刻装飾があるが、後世の加筆を受けており、造営当初のものと判断できない。墳墓群からは須恵器、勾玉、琥珀玉、金環、刀子などが出土している。

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