大牟田市内で最も古い寺と言われる普光寺の境内に所在し、樹齢約400年とも言われる八重咲きの紅梅である。地面についた枝が地にもぐって発根させることにより株別れしていき、もともと南側にある親株から北へと広がり、幅25mで大小17株を数えるに至っている。枝や幹が複雑に入り組んで連なる株の姿が、まるで龍が伏しているように見えることからこの名で呼ばれる。2月中旬頃から花が咲き始め、花芽をつける枝が幹の下部から出ており、3mほどの枝先まで花が密になって一斉に開花している様は壮観と言える。