昭和63年(1988)、秋月城内より出土したこの高麗鐘(通称、朝鮮鐘)は、11世紀前半頃に朝鮮半島にて製作されたものである。胴部中央には「筑前國下座郡・・・永和三年(1377)・・・」の銘文が追刻されている。