明治21年(1888)に亀山上皇を顕彰するため県内の有志によって銅像建設が発起され、明治37年(1904)に完成した。木型の原型は福岡県出身の彫刻家、山崎朝雲が明治35年(1902)に制作したものである。鋳造は佐賀市の谷口鉄工所があたった。上皇像の原型(木彫り)は筥崎宮境内にて保管・公開されている。この亀山上皇銅像および原型は近代彫刻史に残る代表作といえる。