櫻井大神宮は、福岡藩2代藩主である黒田忠之が神託を受けたことを契機に、伊勢神宮の内宮と外宮から祭神を勧請して寛永2年(1625)に社殿を建立した。20年毎に社地を交代して新たに社殿を建て替える式年遷宮が江戸時代を通じて執行された。現在の社殿は慶応2年(1866)に造営されたものである。本殿は県内で希少な江戸時代の神明造の本殿であり、伊勢神宮の式年遷宮の制度と社殿形式に倣って建立された。