県指定 無形文化財

筑前琵琶制作

  • 筑前琵琶制作
【指定年月日】
令和4年3月25日

筑前琵琶は、薩摩琵琶の研究と筑前盲僧琵琶の改良により明治期に創出され、大正時代にかけて全国に普及した。
その制作には高度な木工技術と修練が必要であるが、ドリアーノ スリス氏は県指定無形文化財「筑前琵琶制作」保持者の吉塚元三郎氏のもとで5年間にわたり制作技術を学び、以来40年以上にわたり琵琶の制作と修復を行っている。全国的にも琵琶の制作・修復が可能な人物は非常に限られ、筑前琵琶での制作・修復技術を保持するのはドリアーノ氏のみであり、現在後継者の育成に尽力している。

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