県指定 有形民俗文化財

太宰府天満宮の力石

時代/江戸  所在地/太宰府市宰府4-7-1 太宰府天満宮
【指定年月日】
昭和37年2月20日

【公開等】
常時公開

太宰府天満宮の裏手に「野見宿禰公」碑がある。野見宿禰は『日本書紀』などにもあらわれる相撲の祖ともよばれる人物で、菅原道真の祖先にもあたる。その碑の前に3個の力石が奉納されている。力石とは、力試しに使われたとされる大石。石には「松」「竹」「梅」と大きくかつ深く刻まれている。寄進者の名前も刻まれるが、「松」には「和七」の名がみえる。和七は広島県尾道の有名な力持ちであり、太宰府天満宮に嘉永7年(1854)に奉納したことがわかる。

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