国指定 重要文化財 美術工芸品

観世音寺 木造聖観音菩薩坐像

  • 観世音寺 木造聖観音菩薩坐像
時代/平安  所在地/太宰府市観世音寺5-6-1 観世音寺
【指定年月日】
明治37年2月18日

【公開等】
観世音寺宝蔵 9時~17時
092-922-1811

観世音寺の本堂(旧講堂)の本尊であった像高321cmの坐像。樟を用いた寄木造。おだやかではあるが張りのある顔、なだらかにのびる肩の線、衣文の流れもゆったりとのびやかで、円満整美と称される平安時代後期の典型的な姿である。康平7年(1064)に寺は大火に襲われるが、復興される中にて治歴2年(1066)に造像された。

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