県指定 無形民俗文化財

大富神社神幸行事

  • 大富神社神幸行事
 所在地/豊前市大字四郎丸
【指定年月日】
昭和51年4月24日
(昭和31年7月28日無形文化財指定)

【公開等】
4月30日、5月1日

毎年4月30日、5月1日に行われる神幸行事。初日神殿の前で一文字笠、紋服姿の船歌組が蹲居し、船歌を唱和することから始まる。神幸行列はお囃子をする傘鉾、神輿3基を中心に構成され、乗馬した神職をしんがりに、八屋の八尋浜のお旅所まで下る。一方、お旅所には八屋地区の各町内から出された幟を立てた船車、岩山・人形等で飾られた山鉾、踊り子が舞を披露する踊車といった山車が集まる。翌日お旅所では砂でつくられた田代にチガヤでつくられた早苗を18本植えて、水をかけるお田植行事があり、又茅の輪を奉仕者がくぐりぬける。お旅所の行事の後、神幸行列は再び大富神社を目指し、出発する。

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