文永8年(1271)に神宮寺座主妙道が奉納したと伝えられる石像群で、「五百羅漢」と呼ばれ手厚く守られてきた。390体程の像は、子守りや荷を背負うなど様々な姿をなし、また表情も豊かである。かつてこの地は宇佐八幡宮の神領であり、若八幡神社に奉納される楽打ち(県指定無形民俗文化財「山野の楽」)同様、石造仁王等に豊前地域からの影響がみられる。